当局もやっと FT4モードの運用を始めました。
こんにちは、 草葉の陰 です。
『 流行に乗り遅れては行けない 』と局免の書き換えも済ませていましたが、この度やっと FT4モードの運用を始めました。 今日で 10日ほどですか。
交信のスピードが速くなるとの事で、従来の私のデジタルモードの運用パターンの『 リアルタイムでの 電子Logと紙Logの併用 』が上手くいくか心配していましたが、FT4の交信スピードまでなら余裕で対応できましたが、これ以上に交信スピードが上がればリアルタイムでの紙Logの併用は無理になりそうですね。
Logの運用は皆さんはどうされているんでしょうかね? 電子Log一本やりか、後での紙Logへの転記のどちらかをされているのでしょうか。
やはり『電子Log一本やり』の運用スタイルに変えられた方が多そうですか。
この場合には『尻切れ』の交信をどう扱うかが問題になりますね。 完全に切り捨てるのか? 交信済みと見込んで全部を『済み』にしてしまうのか? 見込みの有りそうな交信だけを選んで『済み』にするのか?
→ 『尻切れ』の交信を全部『済み』にしてしまうと LoTWの場合はQSLの不一致はシステム上からは全く問題が生じませんが、eQSLでは『未交信だよ』とのクレームの嵐が待ち受けていますな。 私もクレームなんて全然気にしない図太い神経の持ち主なら良かったんですけどね。 Hi !
少しだけ FT4に慣れてきましたら、FT8の交信スピードが余裕があり過ぎて『 今までの15秒毎の送受切り替えでなくても、10秒毎の送受切り替えで充分やね。』 という感じになってきました。
→ 次のデジタルモードは10秒毎の送受切り替えになりそうですな。( 勝手な予想です。)
WSJT−X のダウンロード
2020年1月20日に WSJT−Xをダウンロードしましたが、既にバージョンが WSJT-X 2.1.2に上がっていました。微細な修正のようでした。
WSJT-X 2.1.2 |
さっそくインストールを始めて使い始めました。
受信、送信のレベルがこの前のバージョンとは大分と変わりましたので、今回は自作のインターフェイスに設置しているゲインコントロールのVRを数年ぶりに再調整して最適? な処と思えるゲインに仮に合わせてみました。 何でレベルを変えてくるんでしょうかね? 今回 送信のレベルを大幅に変えてきた理由は私でも容易に想像が付きますがね。
ウォーターフォールの画面のゲインも再調整が必要になりました。 ウォーターフォールの画面のゲインは前回 WSJT−X 2.0にバージョンアップした時にも触りましたのでチョチョイのチョイと言う感じで適当に合わせておきます。
本当の『適当』に設定していますと、バンドが混んでいる時に空き周波数を探すのが本当に楽ができるのよね。 ウォーターフォールの画面をバカにはできませんよ。
FT4モードは当初の予想通り、DX向けの送信出力は私の今までの 30Wでは足りないようで、取りあえず 50Wにパワーアップして運用を始めました。 これで暫く様子を見てみますね。
あっ、もちろん私の運用ですので 7MHz、3.5MHzの国内局向けの場合は 5Wで運用していますよ。 この出力で殆ど不足は感じられません。
もっとも、7MHz、3.5MHzの国内交信でも送信と受信のレベルの差から見ても、DX向けの運用をされた設定のままで大っきなアンプを入れられた状態で運用されている方が少し居られるような感じもしますがね。 デジタルモードを始めたばかりで WSJT-X の運用に慣れておられない方かな? とも思っていますが。
( WSJT-X の 7MHzの国内交信で数百ワットも出しているなんて、どんな頭の構造をされているのやら、、、 当局では理解できないのよね。 一度 10W程度に下げてみませんか? 充分 交信できますよ。)
FT4の運用周波数
FT4を運用して今日で 10日ほどになりましたが、最初に面食らったのが WSJT-X のお勧めの周波数をワッチしても何にも見えなかった事です。アッチコッチと周波数を変えて見ましたら FT4の電波をとらえる事ができるようになりましたが、実際の FT4の運用周波数はお勧めの周波数とは随分と違ったところに有りました。
取り合えずという事で、今日現在で私が出ている、又は出ようと思っている FT4の周波数を列記しておきますね。 もちろん QRVし始めて2週間も経っていませんので随時変更を加えて行くつもりです。
皆さんは要領が良いのでこんな事で苦しまないとは思いますが、中には当局みたいに準備不足の方もおられるかも? と思いましたのでね。
注意点としては、当局は国内交信が主ですので DX交信は余り力を入れていない事です。
160m アンテナの問題で最近は運用していません。
80m 3.532MHz 国内向け (注)
バンドエッジのDX向けはアンテナの問題で運用していません。(当局は短縮ダイポールなのよ)
40m 7.042MHz 国内向け (注)
7.047MHz DX専用 当局ではパワーが足りないようで。 これからボチボチと運用して行きます。
30m 10.140MHz アンテナの問題で最近は運用していません。(今 アンテナを降ろしているの。)
20m 14.080MHz 国内 & DX
17m 18.104MHz 国内 & DX
15m 21.140MHz DX専用
未だに 21MHzの国内交信の相手局も見えないの。 国内交信は春のコンディションまで待ちでしょうね。
12m 24.919MHz 国内 & DX まともにワッチしていない。
10m 28.180MHz DX専用 まともにワッチしていない。
6m 50.318MHz 国内 & DX まともにワッチしていない。
以上です。
赤字で表示しているのが FT4を 10日ほど実際に運用した周波数です。 黒字は『 未だ相手局が見えない 』 &+ 『 まともにワッチしていない 』等で運用実績がありませんので、ここで待ち受けていても FT4の相手局が出てくるのかは ??? ですよ。
一応当局の WSJT-X 2.1.2には上記の周波数を FT4向けに設定してあります。
後 国内向け(注)の部分ですが、国内局向けの周波数が少し上側にシフトしてあります。 暫定的に当局は他のモードとの混信をできるだけ避ける為に周波数の設定をワザと上側に上げてあります。 他モードへのQRMなどは気にしない図太い神経の持ち主なら良かったんですけどね。 FT4が主流になるようならば設定は元に戻します。
皆さんが周波数の設定をする場合は国内局向けの周波数を1kHz程度上記(注)よりも低い目にされたほうが良いでしょう。
もちろん、これから各バンドで運用して行くたびに、周波数設定の少しずつの修正を続けて行きます。
あくまでも、上記のリストは一時的な設定ですのでね。 なんらかの参考にでもなればと言う事で。
お付き合いくださり ありがとう。 では、 また 宜しくね。