新しいモード FT4を運用して一ヶ月になりました。
こんにちは、 草葉の陰 です。
当局も新しいモードの FT4を運用して一ヶ月になりました。
まあ、簡単に感想などを。
ひと月 FT4を運用して交信局数が、のべ 418交信になりました。
期間をひと月に設定して、さらに検索条件を FT4に設定してからハムログのデーターを検索します。
ひと月間の FT4の実績 |
この時に検索条件の Freqにバンドも同時に指定してやるとバンドごとの結果を簡単に見る事ができます。
バンド別のひと月の交信数の内訳は、
80m 3.532MHz 国内向け 47局
40m 7.042MHz 国内向け 32局
7.047MHz DX専用 0局
20m 14.080MHz 国内 2局
DX 335局
17m 18.104MHz 国内 2局
DX 0局
以上という内訳になりました。
1日当たり平均すると 13.5局との交信になりましたね。
当局は最近は 18MHzを主にQRVしていますが、事前に予想したよりも 14MHzでの FT4の交信が多かったですね。 新しもの好きの方が多いんでしょうかね? 反対に 18MHzがサッパリ聞えませんでした。 18MHzは FT8は出てこられる局が多いのですが、まだバンドに余裕があるからでしょうか? FT4には出てこられないのでしょうね。PSKレポーターで確認すると 18MHzの FT4でもポツポツとレポート自体は上がってきているのですが、無線機の前にはリアルでは待機していないんでしょうね。 まだまだ様子見のようです。
まだ 春のシーズンには少し早いという事で高めの周波数では局数的には延びていませんが、モードが目新しい分を考慮してもこんなもんでしょうか? これからが楽しみです。
ちなみに同じ期間(ひと月間)の FT8モードの交信数は 412交信でした。
今回も期間をひと月に設定して、さらに検索条件を FT8に設定してハムログのデーターを検索しました。
FT4、FT8で 半々の運用になりましたね。
ひと月間の FT8の実績 |
パワーは 7MHz、3.5MHzの国内局向けの場合は 5Wで運用しています。 DX向けは各バンド共に 50Wで運用しています。
このパワーの値は『 普通にQSOできる出力はこの程度かな?』で設定しています。 いたずらに他局よりも優越感を感じるためだけの高出力の必要もいりませんし、かといって相手局が弱過ぎる信号の受信に困る自己満足だけの QRPにこだわる事も無いかと。
交信した感じとすれば、FT4は FT8に似てるといえば似てますが、短時間での交信ですのでフェージングの短い波の頂点でデコードして、次のタイミングでは谷に落ち込んで全く聞えない(見えない)事も結構ありますね。 むしろ 従来のモード(JT65,JT9、FT8)ではデコードが難しかった短いフェージングでも交信できる機会が増えましたので嬉しいです。
特に周波数の安定度から言っても、RTTYよりは遥かに良いといえますね。RTTYは設定の不味さから周波数がフラフラしている方が本当に多かったもんね。
混信にも割と強いように思えます。 それぞれの信号のレベル差にもよりますが 1Hzの違いならデコードしている事が多いです。
もちろん 圧倒的に強い信号に潰されてしまう事も有りますよ。
必要以上のハイパワー局に苦情を言っても、、、 まあ、馬の耳に念仏でしょうなぁ。 彼らは死んでも治らんでしょうな。
JT65,JT9の現状
微弱通信に強い JT65,JT9等がすっかり下火になってしまったのが残念です。やはり1回の交信に時間が掛かってしまうのが、皆さんの不満点だったのでしょうね。 交信時間の短縮とパワーを秤にかけて何方を取るのか?で 、皆さんはパワーが必要でも時間の短縮の方を選ばれたようです。
アマチュア無線のヒエラルキーの底辺に近い当局に取っては厳しい時代になりましたが、JT65の薄明期に戻ったと思えばええんでしょうな。 一日中 14MHzをワッチしていても、一日で数局 JT65の信号が聞えるかどうか? と言う時代を知っていますからね。 一旦 賑やかな時代を経て元に戻りましたな。
LoTWや eQSLを使う
LoTW |
当局は2010年からの QSOを電子ログにして LoTWと eQSLに アプロードしています。
それ以前の開局してからの QSOデーターも既に殆ど電子化も完了していますが(この前のブログにも書きましたが、全期間の紙Logを保管しています。)、2010年から以前のログデーターのアップロードはしていません。
具体的に言うとデジタルモード(PSKからね)を始めてからのデーターをアップロードしているわけね。 まあ、昔の交信データーを今更アップロードしても QSLになる確率は低そうですしね。以前にも言いましたが、当局は特段 DXCCなどのアワードには興味もありませんし、アワードの為にQSLカードにこだわる必要も無いかと。
デジタルモード(PSKからね)を始めてから気付いたのですが、特にデジタルモードをやられている局は紙のQSLカードを発行されない方が多いという事で、それでも交信の証明は有ると やっぱりエエ(単純に嬉しい)という事で。 それで LoTWや eQSLを始めました。
eQSLはQSLカードのイメージが入手できますが、交信が成立できていなくても無理やり交信できたとするデーターをアップロードしてみたり、あるいは相手局のアップしたデーターに合わせて(悪意が有れば)交信ができた! と誤魔化す事が簡単にできてしまいます。(悪魔のささやきね。)
LoTWは交信できたというデーターだけでQSLカードのイメージは有りませんが、システム的にズルができない(相手局のアップしたデーターを見る事ができない上に、相手局とのデーターと可なり一致しなければQSLにならない)というのが最大の利点ですね。(まあ、反対にデーターの一致にウルサイのが難点やと言う方も多いかと。 Hi ! )
しかも米国においては『ARRLの会員でないと使えない』という会員確保の手段でも有りますね。 米国外では誰でも利用できますのでARRLの会員でも無い当局でも利用できます。
それらの性格の違いが有りますので LoTWと eQSLの併用が必要だと思いました。
紙のQSLカードは眺めているだけでも各人の個性が感じられて個人的には大歓迎ですが、発行したくないといわれる方に無理に発行してもらう必要も無いかと。
有る程度 信頼できる電子QSLシステムが有れば満足できています。
別の手段でないと QSLカードの入手が出来ない? → 出来なきゃ出来ないで別にエエやん。
今の処は面倒臭いので、これ以上のQSLシステムの導入は止めています。
別に珍しい DXがどうだとかは関係ないもんね。 雑魚カントリーも大歓迎ですよ。 と、いうか JAが最大の雑魚カントリーですか。
それよりも『さっきQSOした方は、なりすましでは無くて本当に本人やろか?』と、そちらの方が当局Iは気になりますもんね。
お付き合いくださり ありがとう。 では、 また 宜しくね。