廃品番のサインペン 『 サイジケア 』


廃品番の ZEBRA水性サインペン 『 サイジケア 』


こんにちは、  草葉の陰 です

表題の通り 現在ではカタログ落ちして久しいZEBRAのサインペン『 サイジケア 』の話題です。

 このサインペン 前から探していたのですが、製造中止になってから大分つようで市場在庫も全然見つかりません。

なぜ 探していたかというと、コ−ト紙に記入するのに最適な書き味と速乾性だからなのですよ。

コ−ト紙、すなわち現在 私が主に使っているQSLカ−ドのデ−タ−面になりますが、
万年筆では『 インクの乾きが遅くて、インク吸取紙で余分なインクを取らねばインク移りをします。
ボ−ルペンでは『 インクが残ってインク移りをします。
なのでデ−タ−面を記入したQSLを重ねて積んで置くのに気を使うからです。

今迄は万年筆でQSLカ−ドにデ−タ−を記入後に、インク吸取紙で余分なインクを取り除く工程が一手間入っていました。

 その点、この サイジケアは数秒乾かすだけでインク移りしなくなりますし、 何よりもインクの発色が良いので重宝していました。

既に手持ちの在庫も殆ど無くなりました。
 
青色はとっくの昔に在庫が切れました。
青色を主に使っていましたので減るのも一番早かったです。

何とかまだ 赤色は 4本、 黒色は 8本手元に残っています。
  
デ−タ−面がコ−ト紙のQSLカ−ドが 1,000枚近く残っています。 何とか、このサインペン『 サイジケア 』の在庫が持ちそうです。

今回新しいQSLカ−ドを作成しました。 デ−タ−面の紙質を今度は『上質紙』に変えてみましたが、こちらはコ−ト紙とは反対に サイジケア 』では書き味が良く有りません。 字の記入時に滑りが悪くて引っ掛かるような感じがしますし、 筆跡も細いです。
『上質紙』はインクの吸収性が良いのでインクジェットプリンタ−とは相性が良いんですけど、  私は手書き派ですのでね。

万年筆を使うなり、新たに別の筆記具を探す必要が有るようです。

ZEBRAのサインペン
自作Log用紙とQSLカ−ドと SAIJI CARE 、黒

サイジケア 』の命名は メ−カ−側では何も言っていませんが、『 細字 (さいじ) 』で間違いないでしょう。 『 ケア 』はこのメ−カ−は『 再生プラスチック 』を使っている商品には  ケア 』の名前を付けています。
サイジ 』と聞いて細字 (さいじ) 』とは初めは全然イメ−ジできないですね。 ケッタイな名前の付け方だと思いますが。

 『 ケア 』の名前が付いていない単なる『 サイジ 』の商品を昔に使ったことが有るかは記憶の彼方なので覚えていませんが。

最初の頃の製品は 使っている内にペン先が段々とヘタってき中字になっていきましたが(!)、最終ごろの製品はペン先のヘタリも比較的少なくなっていました。

私的にはとっても気に入っている商品なのですが、メ−カ−としては売れない商品を何時までもカタログに載せている訳にも行かないでしょう。

( 今回 サイジケアの写真をメ−カ−のカタログから引用しようか? と思いましたが結局見つけられませんでした。)

文房具のネット通販を色々と探しましたが、この商品は『 取り寄せ、入荷未定 』や『 取り扱い終了 』となっています。

大元のメ−カ−のカタログには、この商品が存在していた事自体が消されています 本当に何が有ったのでしょうか?

発色が良いので、何かインクにでもヤバイ材料を使用していたのかな?
( 単なるブログ主の 妄想ですよ。 本気にしないでください。)

ここで芯先のヘタリ具合を写真で撮ってみました。

ZEBRAのサインペン
サイジケア_廃棄寸前   勘合部?

こちらが廃棄寸前のサイジケアの芯先です。 これでもまだ書けますよ。
   
ZEBRAのサインペン
     サイジケア_新品  ↑ ここにバネ部品有り。

比較の為の新品のサイジケアの芯先です。 ピカピカの一年生ですね。

 芯先も結構ヘタッテいますが、インクの乾燥を防ぐ為のキャップとの『 勘合部? 』が有るように見えますね。
ここでキャップとの密閉をシッカリと確保しているんでしょうか?
このような機構があるから今のサインペンは長期保管していても本当にインクが乾燥しませんね。 
( 何年も前から保管していたサインペンが普通に使えます。)

今回 芯先部の拡大写真を撮ってみて初めて気付きましたが、 『 勘合部? 』では無くて の部分にスプリングワッシャ−状の部品が見られますが、これでキャップを締めた時の『 パッチン 』という反応をしているんですね。

万年筆もインクの乾燥を防ぐ機構は見習って欲しいぐらいです。

では、また宜しく。 

 お付き合いくださり ありがとう。     では、 また 宜しくね。


四苦八苦、宵の夢