FT8に対応した紙Logの記入方法


最近私なりに工夫した  FT8に対応した紙Logの付け方。


こんにちは、 草葉の陰 です。 

私もFT8モ−ドを使い始めて10ヶ月程になりました。

交信するのにPCまかせで楽ができるかと思えば、残念ながら意外といそがしい FT8モ−ドですが、デ−タ−の保存には電子Logと合わせて紙のLog帳をバックアップに使っていますので、短時間で必要なデ−タ−を紙Logに記入する必要があります。
(  PC任せで交信できるといっても、ノンビリとはできまへんね。)

そこで紙Logの付け方を自分で色々と工夫をしながら試していましたが、数カ月前から『これでエエんとチャウの?』というようにやり方が固まってきましたので紹介したいと思います。

紙のLog帳は自作のものですが、特に新たにFT8モ−ドに対応したものでは無くて今迄の様式のままです。
( 新しい様式を作ってしまうと残っている今迄の様式の用紙が無駄になってしまうもんね。 )

私の使っている用紙は自作のものですが皆さんの使っておられる紙Logの用紙とは大した差は無いと思います。

ここでのポイントはインクの色を使い分けるだけですがね。

( 下記の記入したサンプルでは実在しない仮のコ−ルを使っています。
交信デ−タ−もこの記事用に作成した架空のものですよ。)


先ずは JT65、JT9モ−ドでの記入です。

1行目:JT65_CQ
 
JT65_CQ
JT65_CQ

私が CQを出して交信した場合に終了時間を『赤インク』で記入します。 

つまり終了時間が『赤インク』の場合はこちらから CQを出した場合ですね。


2行目:JT65_Called
 
JT65_Called
JT65_Called

CQの局をこちらから呼んだ場合には終了時間を『黒インク』で記入します。

終了時間が『黒インク』の場合はこちらから コ−ルした場合ですね。

同じエンディングタイムの欄をインクの色で使い分けている事になります。

次に残念ながら交信が完了できなかったと私が判断した場合です。

3行目:交信完了できず

交信完了できず
交信完了できず
 
『赤のインク』の取り消し線でデ−タ−を取り消しします。

この時にはデ−タ−を完全に見えなくなる程には消すのでは無くて、あくまでも一本線程度にしておきます。
私は 30cmのスケ−ルを用いて結構キレイな線を引いてますよ。

私が『ダメだった!』と思っていても、相手の局が『交信できたよ』と eQSLでデ−タ−を上げてくる場合も有るからです。 この時に見えないように塗りつぶしていたり、デ−タ−を記入していなかったら確認できませんものね。

特に JTモ−ド系は 私が『交信できた!』と自信がある物だけを電子デ−タ−にしています。 少しでも『 怪しいかな?』と思った交信は電子デ−タ−として上げていません。 まあ、その為のバックアップ用の紙Logです。
それでも時々は eQSLで『 交信できていない 』と相手局から撥ねられる事がありますが。 『 かなりキツメに判断しているのになあ。』とは思っていますが。 まあ、判断基準は人に因りバラバラですがね。


次に本題の FT8の場合です。

4行目:FT8_CQ
 
FT8_CQ
FT8_CQ
 
私が CQを出して交信した場合にチェックマ−ク『赤インク』で記入します。 

終了時間のチェックマ−ク『赤インク』の場合はこちらから CQを出した場合ですね。
この時『分』の欄では無くて『時』の欄にチェックマ−クを付けます。

最初は『分』の欄に『赤インク』でチェックマ−クを付けていたのですが、こちら側にした方がより分かり易いと思いました。

5行目:FT8_Called

FT8_Called
FT8_Called

CQの局をこちらから呼んだ場合にはチェックマ−クを『黒インク』で『分』の欄に記入します。

チェックマ−クが『黒インク』の場合はこちらから コ−ルした場合ですね。

このやり方を最近はしています。 まだまだ完成形では無いので少しずつ改良をして行くと思いますが、かなり完成形に近づいていると思っていますよ。


お付き合いくださり ありがとう。     では、 また 宜しくね。

四苦八苦、宵の夢