自治会の会計に『ちまたの会計』を採用


年度が終わりました。 自治会の会計に『ちまたの会計』で決算しました。


こんにちは、 草葉の陰 です。

2019年度(令和元年度)を地元の自治会の会計を担当していました。
戸数は 200軒強という自治会でした。
もちろん最初はもっと暇な自治会役員の担当になるつもりでしたが、会計を担当される予定の方が急遽『 でけへんわー。 誰か、変わってぇなぁー。』 と言い出したので『 オッサン 何を急に言いだすの?( 物は試しに1回ぐらいなら良いかと軽く考えて)まあ、ええで。』と会計を代わりにする事になりました。

私の事なので、ものすごくサボりましたよ! ( ← ここ重要! )

何とか1年を終わりましたが、会計をやり始めるに当たり困ったのが『簿記』という名前は知っていますが、具体的に簿記をつけるてどうやるのか? 全くの初心者だった事です。
頭のイメージとしては『入金』と『出金』を付けて行ったら良いかなっと思っていたのですが、現金と口座間のお金の移動や勘定科目が色々と変わってきたりで一筋縄では行きませんでしたよ! 
もっと気楽に考えていたんですけどねぇ。

『 さー、弱ったぞ。』と言う事で、最近では『困った時の web頼み。』と言う事で、webをウロウロしていて見つけたのが表題のちまたの会計でした。
 
ちまたの会計
ちまたの会計

 お金の出し入れ(リアルな入出金)をしたのを webに記入してみても、リアルの通帳との残高やプールしている現金(緊急の出金用ね)の残高とかが『あえへんやん。』と言う事で、何処がアカンのか?と アッチをいらい、こっちを触りで何とか現物の通帳の残高とwebの通帳との残高やプールしている現金の残高とを合わせました。 最初は全然合わないので、少しは合わなくても『素人が初めてやったのだから』と『理解してもらおうか?( Hi !)』と思っていましたが、最後にピッタリと合った時には思わず『やったね!』という感じでしたな。

自治会専用口座の通帳
自治会専用口座の通帳 何と『JA』ですな。

単なるお金の出し入れだけかと思っていたら、自治会活動に必要になった現金を各役員さんに支払うのと、銀行口座から口座振込で各種費用を振り込むのとでは扱いが変わってくるとか? おっちゃんに対する何かの虐めでしょうかね。

『入出金を市販の簿記用紙に記入する』と言うのが会計を引き継いだ時の条件でしたが、私が手書きの簿記用紙に記入していたら書き直しの嵐だったのでしょうが、入出金のデーターをwebにアップロードして行きますので幾らでも訂正できます。 出納帳を印刷すれば手書きと違ってキレイな文字ですしね。

出納帳
出納帳 EXCELで出力例(部分)

去年の会計の担当の方は紙の簿記用紙とパソコンを併用されていましたが、一昨年の会計を担当された方は全くパソコン類を操作できなかったそうで、年度末の資料( EXCELでの書式を何年も以前から引きつでいました。)は一体どなたが代わりに作成されたのでしょうかな? 
私は当初はちまたの会計で出力した書類だけで済まそうかとも思っていましたが、去年度、そして来年度と会計を担当される方が毎年変わって行きますので、データーの引き継ぎの面も有りまして上記のEXCELでの書式も併用する事にしました。 自治会の1年分の会計ですしデーター量は大した量は無かったです。 しかも半分程は『ちまたの会計のEXCEL書類』と『自治会の書式のEXCEL書式』間でのコピー&ペーストで済ませました。 コピー&ペーストのほうが転記ミスも無くて簡単・安心ですな。

会計資料をファイルにまとめます
会計資料をファイルにまとめます
1年分の領収書等の
会計資料をファイルにまとめます。

項目別に整理します
項目別に整理します
主な項目別に整理しました。 これが当方の自治会の一年分の収支になりますな。
ここまでしても会計監査では誰も中味のチェックをしていませんでした。 まあ、あまりに年度末の決算の値がおかしい時のみのチェック用ですか。 EXCELで収支の一覧表を印刷してますので、そちらでチェックはされておられました。

1年分の収支決算書を漏れが無いように真面目に作成します。 そして来年度分の予算を適当(ここがオッチャンの本領を発揮!)作成して、ようやく1年分の会計としての作業が終わりました。
去年の方とは計上すべき項目が別の項目になっていたりして、今までと合わせたほうが良いだろうと色々と触っていました。 
二日間のそれぞれ半日を潰して、来年度の会計担当の方への引き継ぎに必要な書類をこしらえましたが(丸々1日分の作業量。 結構 頭を使いましたな。)、各役員の資料を取り纏めて年1回の自治会総会の資料を作る担当の方が『 新しい年度の自治会総会に必要ですので、作成した資料をUSBメモリでください。』と言う事で、この前に私が自治会の役員を担当した時は手書きの時代(せいぜいが印刷済みの ワープロ文書)でしたので、これも時代ですなあ。 

( 200名からの自治会員がおられますので PCに詳しい方が現役時代の知識を生かされて? 退職後のたっぷりと有る時間に任せて? 各自治会役員が業務で使う EXCEL書式やワードのテンプレートを作成されていましたよ。 さらに それらを全部 PDFに変換されているものも用意されていたのでビックリ! 本当にバカにできない程の量の書式を用意されていました。  でも PDFで用意されていても内容の編集なんて PCの素人には難しいでしょうに。 → PDFを印刷して『データーを手書き』で記入されている方がおられました。 こうするんでしたか。
当局に貸し与えられた USBメモリには3年前からの総会用の資料が入っていましたので、その前に作成されたのでしょう。 少なくとも前回の役員をした10年前にはこんな資料はなかったもんね。
まあ、毎年の役員の方が書類をそれぞれ好き勝手に作成される事に比べると本当に有りがたい事なんですけども、、、 書式の組み方にクセが結構有って、、、 人の作った書式は、正直に言ってオッチャンには使いにくかったです。 
 → 後で会計のEXCEL書式に関しては数年前に作成されていたものと、去年の方が追加で作成されたものとの混合だと分かりました。 どうりでデーター書式が項目ごとにバラバラでしたし、データーの貼り付けが書類間で上手くいってなかったと判明しました。
 → あんたが修正しておく?  私が気付いて修正した部分を除いて、面倒なのでその他は次年度の会計にそのままで引き継ぎましたよ。

結局データーの引き継ぎの面も有って、ちまたの会計と従来のEXCEL書類とで同じ内容のものを二つ用意しましたのでね。 作業量が倍になってしもうた。 )

分析資料(2月末までの分)by ちまたの会計
分析資料(2月末までの分)by ちまたの会計

ちまたの会計では分析資料なども簡単に出力できます。 いかにも仕事してますという感じで目先をごまかせますなぁ。
ちなみに 何とか黒字になったようですな。

 ちまた とは?

『ちまた』とは?
『ちまた』とは? by google
  

ちまたの会計』 とは個人的に聞きなれない言葉だと思ったのですが、googleさんに聞いたら上記の解説が出てきました。
『〇〇のちまた』という言い方が普通ですよね。 『ちまたの』という言い方がものすごく違和感がありました。 ここでは『会計を使い慣れていない一般庶民のための会計ソフト』の意味で使われているようですね。  でも、『庶民の会計』では安ぽっく感じられますので言い方を変えたのでしょうか。

次に自治会の役員が回ってくるのは10年ぐらい先でしょうか? 
ちなみに今回の自治会長さんに『 もっと楽できる担当はなんでしょうな?』 と聞いてみたら、中々の助言をいただきましたのでね!

次回はもっとサボれる役職にしましょう。


お付き合いくださり ありがとう。     では、 また 宜しくね。

四苦八苦、宵の夢