QSLカードの背景にする浮世絵の原版を探して 国立国会図書館のサイト内を探しました。
こんにちは、 草葉の陰 です。
前々回のブログで
QSLカードにエエでんな |
この浮世絵を QSLカードに使うとエエ感じになりますな。
丁度 コールサインを入れる部分も空いていますしね!当局の開局50周年カードのデザインに使いましょうかね?
そして他のを探してみましょう。
..... と、使える浮世絵を探して wikipediaで見つけましたが、やはり『日本の印刷物』のアーカイブと言えば『国立国会図書館』ですね。
検索等をして目的の国立国会図書館のwebページを見つける事ができました。 そして適当な浮世絵を探して、、、、と。
国立国会図書館 デジタルコレクション |
こちらは大胆な構図が多い事で有名な『名所江戸百景』から『深川州崎十万坪』です。
ここでダウンロードボタンを押しても解像度の低い物がダウンロードされてきます。 ( あれ?)しかし上部にある『プリント』と『ダウンロード』ボタンの間に有る『JPEG』ボタンをクリックするとダウンロードする時の倍率が選択できるようになります。
JPEGボタンをクリック |
出力倍率の選択 |
ここで『100%』を選択してからダウンロードします。
4096 × 6144ピクセル も有ります |
ダウンロードした『深川州崎十万坪』 |
ブログには大き過ぎるので縮小表示しました。 ここで一部分を原寸表示しようとすると。( 残念。 原寸表示しようとしても当ブログの仕様で大きさが自動で整形されました。 編集画面ではピクセル等倍で貼り付けましたが、ブログを表示するとブログのページ幅に自動で変わりました。)
『深川州崎十万坪』 (部分) |
構図全体で見るとキツイ表情の鳥さんですが、部分アップで見るとユーモラスにも見えますな。 版画職人の腕が伺えますね。
浮世絵は版画ですので 原画、彫り師、摺り師の共同作業ですものね。 ただし名前の残っているのは原画担当だけですか。
ダウンロードした浮世絵は資料としての面が強いので、カラースケールや定規なども一緒に写っていますので、必要な部分のみをトリミングすると背景としての材料を確保できます。
冒頭の『庄野』はまるで『QSLカードにしてくれ』というデザインバランスでしたけれども、この『深川州崎十万坪』の場合はQSLカードにするのにはコールサインの位置や配色は工夫しないとちょっと難しいでしょうか? 後は貴局のデザインセンスですね。
大幅にトリミングしてみました |
QSLカードの『お試し』として トリミング → 文字入れで 5分ほどでザッと作ってみましたが どうでしょうか?
お付き合いくださり ありがとう。 では、 また 宜しくね。