iMac24が壊れてしまいました


予想よりも早く  iMac24が壊れてしまいました 。



こんにちは、 草葉の陰 です。 



2008年の5月1日に入手していましたので、10年と8ヶ月使ったことになりました iMacですが、、、。
春まで何とか保って欲しかったのですが、残念ながら画面が表示しなくなりました。 

キーボードとマウスの動作がおかしくなっていましたが、先日 立ち上げた時にブロックノイズが全画面に表示されました。 再起動したら普通に立ち上がりましたので油断していましたら、今回は立ち上げた時に画面が真っ暗なままで全く表示してくれません。

キーボードの認識不良と、ブラックアウトの画面との合わせ技で本当にどうにもならなくなってしまいました。 どうやらグラフィック以外の所は動いているようでキーの入力音等も聞こえてはいますが、何にもできません。( 本当に手探りですね。)
『 外部モニタに画面を引き出すことができた筈だ?』 とも思いましたが、キーボードのトラブルも考えると『 もうダメだ 』と判断しました。

この前にバックアップ電池のことに触れましたので、『 ダメ元 』で電池のチェックをして見ることにしました。
iMacの内部にアクセスする方法は、少しだけマニアックです。 
そのままの状態ではメモリーのRAM基板を増設する部分のフタを止めているネジ以外のネジは唯の1本も見えません。
さて、それでは分解する方法は?


液晶保護板を取り外す
液晶保護板を取り外す
   
iMacは正面の液晶保護板が磁石を利用して貼り付いています。 
取り外すための段差や隙間もありませんので、吸盤等を利用して液晶保護板のアクリルガラス板を取り外すと、後は前面パネルはアクリルガラス板で隠されている部分にトルクスネジでねじ止めされているだけです。
ネタがわかってみれば『なーんだ』という方法ですね。 でも、この筐体を考えた人は発想法が普通の人とは違いますね。

前面パネルを取り外した
前面パネルを取り外した


取り外したパネル
取り外したパネル

ここの位置(基盤の右下側、スピーカーの横)にバックアップ電池(CR2032)が有ります。

バックアップ電池
バックアップ電池

電圧を測って見ると『 良品 』です。  念の為に電池を交換して見ましたが、治るわけもありませんでした。

バックアップ電池
取り外したバックアップ電池


電池の電圧
電池の電圧

僅かな希望で液晶パネルへの配線を外したり、付け直したりもして見ましたが、やはり画面表示は復活しませんでした。

前回、今年の春に新型がでそうだと書きましたが、本当に時期が悪いですね。

こちらが以前交換しました HDDです。 いまだにピカピカでしょう。( 5年分の細かい埃は付いていますがね。)

HDD
HDD

取り敢えず、今回は HDDは取り外さないでおきました。  iMacのバックアップ用に使っていた外付けHDDからデーターや写真等を吸い出すことができるか試して見ることにしました。

次回は 2014年製の Macminiに移行アシスタントを使わずにデーターを移し替える作業を紹介しましょう。


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ハードウェアに異常がなくてソフト的に壊れただけなら、一旦 iMacを手持ちの OSのDVDから立ち上げて『真っさらな状態(工場出荷時)』してしまう方法もあります。

そこに外付けのバックアップ済みの HDDからシステム全体を書き戻すと、上手くいけばもと通りに復活!するかもですが、もうめんど臭くなってしまいました。 第一 画面が見えませんので、完全に手探りの作業になってしまいますものね。

実はもう Macminiを iMac相当にして見たんですよ。 OSは最新の状態で、特にトラブルらしき物も無く動き出しました。
怪しいと思っていた10年も使っている無線キーボードも普通に動いています。
使わなくなった(使えなくなった)ソフト類も、時間をかけて最新のバージョンの OSでは本当に動かないものか? 試して見ますかね。
( 未練たっぷりです。)





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四苦八苦、宵の夢