中味の無い封筒(QSLカ−ド?)が届きました


中味の入って無い  空の封筒(QSLカ−ド?)が届きました 。 → 差出人探しをしましたよ。



こんにちは、 草葉の陰 です。 



タイトル通りなんですが、先日 私宛に中味の無い封筒が届きました。
しかも差出人が解らないと言うオプションが付いていました。 
このミステリ−封筒を読み解きましょう。



QSLカ−ド
届いた封筒_写真を撮るのが遅かったのでネタバレしてまんな。 
折り目は写真を撮る前に私が保管の為に付けた物です。
最初はブログに上げるつもりが無かったので、届いた時の写真は撮ってなの。



封筒にネタバレを鉛筆書きで記入した通りです。
( 下手な字でんな。 昔 ワ−プロが手に入った時は本当に嬉しかったです。 )

最終的には W7JHRさんと判定しました。 以下は判定が終るまでの過程を記入して行きます。









最初に手に取った時には『  エライ薄い封筒やな、 コピ−紙にでもQSLのデ−タ−を印刷してんのかな? 』 と思いました。

フランスの局でコピ−紙にカラ−レ−ザ−プリンタ−で印刷したQSLカ−ドを送ってくる方が居られますので そう思いました。 もう同じ局から何枚もQSLをもらっています。 皆さんも心当たりがあるのでは?



側を見ます。 左の方を注目 切手の貼ってある裏側になります。


封筒の裏側を見た所です。 こちら側から見ると封筒の左側が最初から破れています。
私が封を破った訳では無いですよ。私は開封にはハサミを使います。

『 なんで 封が破れているんやろ? 』と思いました。 




こちらの写真の方が分かり易いですか?




ジャジャ−ン、中味を確認。





奥まで見ても何にも見当たりません。

『 え! どういう事? 中味は何処にいったんやろ? 』 と思いました。


まず 最初に思ったのは良く聞く話のグリ−ンスタンプ狙いの中味抜き取りですよね。 でも アメリカから日本に届いた航空便ですよ。 三流国家の話ではありません。 まずは考えにくいです。 
しかも もしも私が抜き取る立場ならばグリ−ンスタンプだけを抜き取ってQSLカ−ドは元に戻して封をしますね。 その方が発覚しにくいですよね。

なぜに封が破れた状態で来たのかが謎になります。


そこで、封筒を良く見てみる事にします。



差出人  ありゃりゃ 名前が無いぞ


 
第一の手がかり:
差出人はと見て見たら、何と記入されていません コ−ルサインも無し。
住所のみ印刷されています。

どう理解したらエエんでしょうな?  
( 本当に訳が分からん。 事象が明後日の方向を向いていますな? こりゃ、手ごわいな−。 )

セキュリティ−の観点から名前を書かない方がおられるとは聞いていますが、 よりにもよって郵便事故?の封筒に当たるとは。



QSLカ−ド
消印を確認


第二の手がかり:
消印日付です。
オレゴン州から11月21日に差し出されています。



『 さあ これから調べて行くぞ−。 』 ( 私 少し面白がっていますね。 頭の体操ですよ。 )


オレゴン州の局で11月21日の前に交信した局だと思われます。

まずは QRZ.com で調べようとしました.

住所の Bend , OR で検索をかけると170局以上該当すると出てきました
  
詳しい住所での検索はやり方が悪いのか検索できませんでした。
名前と住所の検索だったんですけどね。 でも、名前が判らんもんね。


その前に google Mapで現地の様子を見てみようとしましたが google Car がこの番地の少し手前までしか行ってませんでした。 アメリカの郊外の新興住宅地に良くある微妙にカ−ブした道とル−プ状の行き止まりです。 その先なんやけどなあ、、、あきまへんでした。

QRZ.com でリストを出して一つずつ確認して行ます。 手がかりは 通りの名前と番地です。

A***(コ−ルサイン) から始めて少しずつ探して行きます。 半分程探した所で QRZ.comからストップがかかりました。

アハハハ、 検索数オ−バ−です。 私は無料会員なので一日の検索数の制限 100回に達してしまいました。

このメッセ−ジを見るのは QRZ.com を使い出してから初めてです。 そう、私はコンテストにはでませんので一日のQSO数なんて嵩が知れていますんで、 検索数に制限がある事なんて頭からスッポリと抜けていましたよ。

うむむむ 後半分やけど、このままなら明日持ち越しです。

そこでやり方を変えて過去Logから調べる事にしました。 タ−ボハムログで11月21日より前の交信のオレゴン州の局を探して行きます。

オレゴン州の局を何局か探すと QTHに Bend , OR と記入している局がありましたよ。 
『 この方が探すの 早かったやんか! 』
 
でも、困った事に今日はもう QRZ.comでは局デ−タ−を見る事はできません。
『 確認でけへんやん。 』 

さあ、頭を使いましょう。 そうそう、 HamQTH.com にも登録してたんでした。

無事に? 検索終了。 住所も番地まで合いました。 名前もバッチリわかりました。



W7JHR



名無しのゴンベイさんは W7JHRさんと判定しましたよ。



ここで初めの疑問点。

何で封筒の封があいていたんでしょう。

封があいていた所は切手の貼ってある所の裏側になります。

1:  郵便事故説

スタンプの汚れが直ぐ隣にありますね。  機械で消印を押す時に封筒が引っ掛かって封が破れて中味(たぶんQSLカ−ド )が外に出てしまった。
 → 苦しいですね。   
引っ掛かって封が破れるのは充分に考えられますが、中のQSLカ−ドがスポッと抜け落ちると言うのは無理がありそうです。 でも、封筒の裏側のスタンプの汚れと、少しシワがいっているように見えるのは気にはなりますね。

実は ず−と昔にボロボロになった封筒を受け取った事が一度あるんですよ。 どうやら区分け機で噛んだような感じでした。 その時でも中味は無くなってはいなかったんでね。


2: グリ−ンスタンプ狙いの中味抜き取り説

これも最初に考えたように QSLカ−ドは元に戻して封をする。 』のが犯人としては一番合理的な行動になりますな。


3: ポカミス説

まだ差出人には確認していませんが、一旦QSLを封筒に入れてから何だかしれませんが確認をしようとして、ご自分で封を破ってQSLを取り出したのは良いが、QSLを封筒の中に戻し忘れて中味の無い封筒だけを投函してしまった。

 → そんなアホなことするかな? でも、無線で1回交信しただけなのでどんな人かは分かりませんのでね。



どうですか?

本命は 3:ポカミスの場合だったと考えられませんかね?
これが本命、 私はそういう感じがしましたよ。

対抗で 1: 郵便事故ですかね? 
やはり 破れ方が引っ掛かりますな。 う−−−ん、、 でも中味が簡単に外に出るかな?? 

大穴で 2: 泥棒さんになりますか。

 
とにかく 一日 無線もせずに遊ばせてもらいました。 たまには頭も使いましょう。


 
本当に妄想話でしたね。   
     
お付き合いくださり ありがとう。     では、 また 宜しくね。


四苦八苦、宵の夢