今回は『 QSLカ−ド転送先コールサイン記入枠を8枠に 』の勧めです。
こんにちは、 草葉の陰 です。
JARLのQSLカードの規格で規定された転送先コールサイン記入枠は『 6枠 』と『 8枠 』 との両方があります。
『 どちらでも エエよ 』という事ですね。
皆さんが使われているのは殆どが『 6枠 』ですが、私は『 8枠 』を勧めたいです。
※ 下記は JARLのホ−ムペ−ジのQSL転送から参照した物です。
QSLカ−ド_8枠 |
- 転送先コールサインの記入枠は、別図2に定める寸法です(新しい例の8枠の場合は別図3を参照ください)
- 記入枠は赤色の実線とし、赤色以外の場合は破線とします。
- 材質は、均質な1枚の紙で、転送先コールサインの記載面の色彩は、全面が白色または淡色です。
移動局のコ−ルの記入にも便利ですし、最近のDX局にも多い文字数の多いコ−ルにも良いですよ。
新しくカ−ドを印刷する時には8枠対応にして行きたいです。
QSLカ−ド_転送枠_8枠
例として上記の写真は実際に使っている私自身のQSLカ−ドになります。
でも本当の事を言うと8枠でも最近では不足気味ですので10枠ぐらいあった方が良いかもと思っています。
そうしたらカ−ドの短辺全部が転送枠になってしまいますね。
それからカ−ドの四隅に少しだけ印刷してあるのがJAのハガキサイズをアメリカンサイズにカットする時の目安線になります。
滅多にカットする事は無いので出きるだけ目立たないようにはしていますが。
( 正直に言うとせっかく印刷したカット線は殆ど使っていませんな。 → いえいえ、BURO経由の時はDX向けでもJAのハガキサイズのままで私は送っていますよ。一々サイズをDX向けにするなんて面倒臭いだけやん。 それでは何時カットするのん? → 極く極く偶に当局にもSASEでQSLが届く時が有りますが、その時の返送用の封筒がDXサイズ用でJAのハガキサイズでは入れる事が出来ない時が有るのよね。 その時に封筒に入るまでQSLカードをカットして行くのね。ものすごいアナログな方法でしょう! )
印刷屋さんにお願いしたデ−タ−面の印刷、 転送枠のズレは実測 0.5mm以内で収まっているようです。
JARLのサイトにはズレの許容値は規定されていませんな。
まあ、実際には転送作業の機械化がポシャったので難しく考えずに寸法などは適当に、それらしく形ができていれば良いんでしょうけど。
下手に規格を定めたりすると、それを逆手にとってムチャをする輩が現われるので『 弾力的な運用 』ができるように敢えて規定してないんでしょうな。
この私のQSLカ−ド 片面はフルカラ−印刷、デ−タ−面はグレ−印刷にして有る程度の枚数を印刷すれば 1枚当たり ¥ 2以下で印刷できるんなんて、やはりデフレの時代なんですね。
ただし私の使っている印刷屋さんに依頼するのには、自分で Illustratorでの印刷デ−タ−全部を作成する必要があります。
Officeのデ−タ−をPDFに変換したら、印刷してくれるようですね。
こちらは使った事が有りませんので、どんなもんかは私は解りません。 Illustratorに比べると印刷品質が少し落ちるとは聞いていますが。
手取り足取り色んな面倒を見てもらえるQSLカ−ド屋さんとは違います。 QSLカ−ドとしては不都合な所があっても全て自己責任です。
( 安く作れるのは これが条件になります。)
Printpac |
10年も昔のバ−ジョンの Illustratorで作成したデ−タ−を引き受けてくれるのは何時までやってくれるんかな? もう そろそろ『 古すぎて アカン 』と言われそうです。
DATA面_Illustratorで作成 |
お付き合いくださり ありがとう。 では、 また 宜しくね。